他人を見下す若者たち

他人を見下す若者たち (講談社現代新書)

他人を見下す若者たち (講談社現代新書)

最近、他人を見下す傾向が強くなったw、と思ったので購入。

他人を見下すケースは筆者によると2種類合って、一種類目は自分に自身があり、かつ他者を見下すケース、もう一種類は自分に自身がなく、他者を見下すことによって自分の精神的安定を保とうとする人。

筆者は、現代若者の間に後者のケースが増えていると警鐘を鳴らしている。

ケータイやPCの普及などのITの進歩や、日本の景気の変移などの時代の変化を理由に、現代人の感情の感じ方、自信の持ち方が変わり、その結果、他人を見下す人たちが増えている。
そして、時代の変化の影響を一番受けるのは若者であるので、若者の中に、他人を見下す若者たちが増えて、筆者は説明する。

言いたいことはなんとなく分かりますが、大した主張をじゃないことをダラダラ述べてる感じ。
(これが他人を見下す若者なのの意見なのかもしれないw)
感情という客観的には計りにくいものをがんばって何とか測定しようと奮闘していたが、データも母数が少ない調査だったりでそこまで客観的ではない印象を受けました。
まあ、主張は一般人の感覚とあまり違わないと思いますが。